ウチの顧問税理士さんとは毎月会って話をしている。
昨日はスタッフの雇用について。
タウンワーク、アン、LINEバイト、Indeed、職安と色々なところに30万円以上かけて正社員募集をしましたが反応はよくなかった。
先ずは人が足りない状況で頑張ってくれているスタッフになんとか一時的にでも給料を上げられないかの話をした。
「給料をあげろ!」「最低時給をあげろ!」と訴える雇われる側のニュースをたまに見ますが、雇用する側だって大切なスタッフには給料を上げてあげたいのです。
ただ、給料を上げればスタッフが育ち、長く働いてくれるわけでもない。妊娠、結婚、親の介護等々で急に辞めることになることも覚悟しつつ、育つ環境を用意してあげている。
何よりも大切なのは「働く喜び」を与えられるかどうかだと思う。
しかし、顧問税理士氏は「今は働く喜びを感じられる人が少ないと思う」と言う。感受性の話でね。
患者さんに「覚悟して来たけど治療が痛くなくて良かった。」と言われて、あぁ喜んでもらえて良かったって感じられる人と、何も感じずに事務的に仕事をこなすだけの人がいるということだ。
事務的にこなす人は「もっと給料上げて!」とは言うが上げたところで頑張るわけでもない。どちらかと言えば隠れて手を抜いて、楽して収入を得ることに努力する。
経営者は働いても赤字だって場合もある。最低時給どころの話ではない。朝から晩まで働いて収入マイナスだってこともある。でも、経験すること、学ぶこと、新しいことに挑戦することは楽しいし、未来の収入のために今は種をまく時期だと思って耐えることもある。
今のウチのスタッフは感受性が豊かだ。ちょっと豊かすぎるくらいかもしれない。お互いに感謝しつつチームとして患者さんに向き合っている。
「宝くじに当たったら仕事辞めるんだ」って言う人は、会社にとってもそんなに必要ではない人なんじゃないかなぁ...って思いながら話をしてました。
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